文 瀧村有子
絵 鈴木永子
発行 福音館書店
初版 2007/12/1
対象年齢 3歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 A
ちょっとだけ のあらすじ・内容
なっちゃんの家に赤ちゃんが生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。
お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、なっちゃんは寂しさを我慢しながら、自分の事はなるべく自分でやろうとします。でも眠くなったなっちゃんは…
ちょっとだけ の解説・感想
なっちゃんのいじらしさにウルウルきてしまいました。特に最後の展開はやばいです。
お母さんも優しいねぇ。この母にしてこの子ありという気がします。
お姉ちゃん、お兄ちゃんになった子のいるご家庭にいいですね。「お姉ちゃんになったんだから」という教育的な意味と、時には甘えてもいいんだよというメッセージにもなります。そして忙しくていっぱいいっぱいのお母さんにも、息を整えるいいキッカケをくれるかも知れません。もちろん、お父さんにもね。
優しく柔らかいタッチの絵もいいです。
主人公がお姉さんの立場である絵本も他にもいくつかご紹介しています。それぞれ微妙に年代が違います。 → 『こねこのチョコレート』『あさえとちいさいいもうと』『いもうとのにゅういん』
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