文 松谷みよ子
絵 瀬川康男
発行 童心社
初版 1968/1/
対象年齢 0歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 20
発行部数 136万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 B

もうねんね のあらすじ・内容


イヌもネコもニワトリもモモちゃんも眠たいよう。

もうねんね。おやすみなさい。

もうねんね の解説・感想


文章も絵も、穏やかで優しく、おやすみ前のお布団の中での読み聞かせにちょうどいいです。

「ねんね」とか「ねむたいよう」といった言葉が、心地良いリズムで繰り返されます。

瀬川康男さんの絵は、あかちゃん用の絵本に多い輪郭のハッキリした漫画的な絵ではなく、芸術性を感じさせる味のある絵です。これには賛否両論あるかも知れませんが、大人があれこれ言うよりも結局子どもが喜ぶかどうかでしょうね。

寝かしつけに効果があるかどうかは個人差があるでしょうし、言葉の意味のわからないあかちゃんなら尚更(優しい語感とリズムの効果はあるかも)。でも読んでる大人は眠気を誘われるんじゃないかな(笑)

この本は松谷みよ子あかちゃんの本シリーズの一冊です。他の作品もご紹介しています。→ 『いないいないばあ』『いいおかお』『おさじさん』『おふろでちゃぷちゃぷ』『もしもしおでんわ

松谷みよ子さんの他の作品もご紹介しています。 → タグ『松谷みよ子

こんなCDもあるんですよ。『もうねんね』の歌も入っています。