文 キヨノサチコ
絵 同上
発行 偕成社
初版 1977/8/
対象年齢 3歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 32
発行部数 190万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 B

ノンタンおよぐのだいすき のあらすじ・内容


子猫のノンタンが海でウサギさん達と泳いでいると、迷子のカメの子に出会います。

一緒にカメのお母さんを探すうち、大きな魚に襲われるノンタン達。

でも何とか逃れて、カメのお母さんも無事見つかります。

ノンタンおよぐのだいすき の解説・感想


お話も絵も難しいところがなく、シンプルでわかりやすいです。

擬音語や擬態語が多く使われ、リズム感のある文章です。小さい子も耳に馴染みやすいと思います。

ノンタンを始め登場キャラの表情はとても豊か。子どもにもいい影響を与えるのではないかな、と素人目ながら感じます。

魚に襲われるところは、決してグロテスクな表現ではありませんが、もしかしたら小さい子、敏感な子はちょっと怖がるかも知れません。ご心配ならあんまり迫力ある読み方をしない方がいいかも。

ノンタンはキャラものみたいなイメージで、実は今までちょっと敬遠してたんですが(失礼!)人気が高いものはやはり良質ですね。いい絵本でした。

ノンタンのシリーズは、2010年度版ミリオンぶっくの中に11冊も入っています。良心的な価格設定もいいです。