文 エリック・カール
絵 同上
訳 もりひさし
発行 福音館書店
初版 1976/5/
対象年齢 3歳から
文字の量 やや少なめ
発行部数 356万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 A

はらぺこあおむし のあらすじ・内容


あおむしは食いしん坊。毎日、もりもりたくさん食べます。

そして大きくなったあおむしは、やがてさなぎになり、美しい蝶になります。

はらぺこあおむし の解説・感想


これだけの部数が出ていますからね。定番の絵本です。こんな短いシンプルなストーリーの中に、沢山の事が自然に楽しめる形で詰め込んであるのが驚きです。

食いしん坊のあおむしが、いろんなものを沢山食べる過程を中心に描いています。だんだん食べる量が増えていくのですが、それをリズミカルに楽しく盛り上げてくれて楽しめます。

とにかく絵が色鮮やかでキレイです。

あおむしが食べたところは真ん丸の穴が開けてある仕掛けになっていて、触れて楽しむこともできます。

数の数え方や曜日の言い方についても、さりげなく織り込んでいます。食べ物の種類も沢山出てきて、認識絵本的な性格もあります。

この本はCD付きのものもあります。はらぺこあおむしのお話にメロディーが付いて、歌になってるんですね。これはこどもには馴染みやすいですね。興味ある方は、youtubeで検索するとヒットしますよ。

ミリオンぶっくの冊子には4歳からと書いてありましたが、3歳でも十分楽しめると思いますので、ここでは3歳からということにしました。早い子は2歳でもそれなりに楽しめるんじゃないかな。

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