文 松谷みよ子
絵 瀬川康男
発行 童心社
初版 1967/4/
対象年齢 0歳から
文字の量 かなり少なめ
発行部数 543万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 A

いないいないばあ のあらすじ・内容


いろんな動物たちがいないいないばあをしてくれます。

いないいないばあ の解説・感想


内容は、ホントにいないいないばあだけ。でもそれが子どもにとって鉄板なんですよね。

私が知ってる中では、あかちゃん向けの絵本として、一番早くから楽しめる本じゃないかなと思います。

あかちゃん用の絵本は巷にいろいろあると思いますが、このシリーズには特徴があります。

一つは言葉。あかちゃんに馴染みやすい感じの響きの言葉が使われていたり、同じ音の繰り返しが頻繁にあったり、文のリズムもいいです。お母さんがあかちゃんに読んであげることを前提として考えられている感じが伝わってきます。

もう一つは絵。あかちゃん向けというと一般的には、輪郭をはっきりさせたシンプルでコミカルな絵が多いと思いますが、この本では、一貫して芸術性を感じる味のある絵が使われています。

本の帯には「日本で一番売れてる絵本」と書いてありました。プレゼントにもいいかも知れません。「松谷みよ子 あかちゃんの本」というシリーズでこれも含めて9冊出ています。何冊かセットで贈ることもできます。

ミリオンぶっくの冊子には、早い子は2ヶ月から楽しめると書かれています。帯には、10ヶ月のあかちゃんに読んであげたら、泣き止んで笑ったというエピソードが書かれています。

松谷みよ子あかちゃんの本シリーズの他の作品もご紹介しています。→ 『いいおかお』『もうねんね』『おさじさん』『おふろでちゃぷちゃぷ』『もしもしおでんわ

松谷みよ子さんの他の作品もご紹介しています。 → タグ『松谷みよ子

こんなCDもあるんですよ。『いないいないばあ』の歌も入っています。