構成・文 グループ・コロンブス
発行 あかね書房
初版 2012/12/
対象年齢 5歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
トリックアートと絵さがし・かくし絵がセットになった絵本です。

お化け屋敷の12の部屋・場所を探検しながら、楽しく遊べます。

 

感想
ここに載っているトリックアートとはこんなものです。

  • 普通に見ても何が描かれているのかよくわかりませんが、本を持って水平に近い角度からみると、見えてくる絵。また、遠くから見ると見えてくる絵。

  • 目の錯覚を利用して、同じ形状の2つの物が、違う形状に見えてしまう不思議。

  • 本を上下逆さにすると、今まで見えなかったものが見えてくる絵。

  • 動いて見える絵。

  • 空間が歪んでいる絵。

  • ちょっと普通と違った見方をすることで、道具を使わずに3Dで立体にみえる絵。

  • 残像を利用することで見える絵。


トリックアートの他にも、絵さがし・かくし絵がたくさんあります。トリックアートに、絵さがしに、お化け、ときたら大抵のこどもはハマるでしょう。うちの子もハマりました。トリックアートのシリーズは何冊もありますが、本作が一番お気に入りのようです。

大人の私も楽しめました。私のお気に入りは…ガイコツのダンス。目の錯覚を利用してるのですが、すごい!ホントにカクカク踊ってるように見える!。もうひとつ3Dのお化け。これは一昔前に流行った”マジカルアイ”の立体視と同じ原理です。ホントに絵に奥行きができます。