文 五味太郎
絵 同上
発行 ブロンズ新社
初版 1990/2/28
対象年齢 5歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 350ページ位?
発行部数 不明
オススメ度 A
本に直接読者が落書きしていく本です。
大体見開き2ページに渡って1つのお題(たまに1ページに1つもある)が載っていて、そのお題に沿って落書きを展開していきます。
ストーリーのあるお話絵本ではありませんのでご注意ください。
大きさも厚さもあって電話帳のようなボリュームです。
これは非常にいい本だと思います。こどもも嬉々として落書きに興じていました。もちろん私も童心にもどって一緒に(笑)。こどもが一人で遊ぶのも面白いと思いますが、お父さんお母さんと一緒にやった方が絶対楽しい時間になりますよ。amazonのカスタマレビューで見たのですが、2冊買って親と子でそれぞれ落書きしたらいいっていう意見もありましたよ。
こんなのが次から次へとたっぷり出てきます。面白いもので、真っ白な紙を渡されて「さあ自由に描きなさい」と言われるよりも、この方が発想が拡がりますね。俳句なんかもそうだけど、何か制約が課されることは決して想像力を狭めるように働くわけじゃなくて、むしろ呼び水のようになるんですね。
知育絵本のようでもありますが、とにかく自由にやらせて楽しんだ方がいいと思います。色鉛筆やクレヨンを使ってもいいでしょうし、何か切り貼りをしてもいいでしょう。
我が家ではいつも私とこどもで一緒に楽しみます。私が書く時は必ずこどもが思いつかないようなものを書きます。そうして笑わせたり、ビックリさせたり、呆れさせたりすることを目指します(笑) 私もこどもも楽しいし、それがこどもにいい刺激になると思うから。
対象年齢は3歳位でもある程度楽しめるかも知れません。ただ文字を書いたり数を数えたりするお題もあるし、お題そのものを理解できるかどうかという点もある(例えば上記の噴火とか)し、またある程度の知識や経験を下地に持っている方がより発想が広がってこの本を楽しめるのじゃないかなと思って5歳からとしました。
本の帯には「世界17カ国でロングセラー!」と書いてあります。
すごくいい本ですけど若干気になるのは、値段が高いこと。それと見開き2ページに渡るお題はページとページの境目付近が書き込みにくいこと。それ以外はとても素晴らしい本だと思います。ボリューム満点ですから結構長く楽しめますしね。
この本のエッセンスをいただいて、お父さんお母さんが自分でお題を考えてこどもと遊ぶこともできますよね。
本書には次作もあるんですよ。本書だけでもだいぶボリュームがあるけど、ハマりすぎて全部遊び尽くしたというお子さんにはこちらもあります。
他にも類書があるので、『らくがき 五味 太郎』で検索してみてください。
絵 同上
発行 ブロンズ新社
初版 1990/2/28
対象年齢 5歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 350ページ位?
発行部数 不明
オススメ度 A
らくがき絵本 の内容
本に直接読者が落書きしていく本です。
大体見開き2ページに渡って1つのお題(たまに1ページに1つもある)が載っていて、そのお題に沿って落書きを展開していきます。
ストーリーのあるお話絵本ではありませんのでご注意ください。
大きさも厚さもあって電話帳のようなボリュームです。
らくがき絵本 の解説・感想
是非親子で楽しみましょう
これは非常にいい本だと思います。こどもも嬉々として落書きに興じていました。もちろん私も童心にもどって一緒に(笑)。こどもが一人で遊ぶのも面白いと思いますが、お父さんお母さんと一緒にやった方が絶対楽しい時間になりますよ。amazonのカスタマレビューで見たのですが、2冊買って親と子でそれぞれ落書きしたらいいっていう意見もありましたよ。
どんなお題があるかといいますと…
- 大噴火しましょう:これは山の絵が予め書いてあり、そこに噴火の様子を書き加える。これはこどもも私も大好き(笑)
- きたない色にぬりましょう:雑巾とスニーカーの絵が書いてある塗り絵
- ことばをかきましょう:人物が二人以上予め書いてあり、そこにセリフを書き込む
- 穴からなにかでましたよ:穴の絵が予め書いてあり、そこに穴から出てきたものを想像して書き込む
- よわい魚をたすけてね:大きい魚に追われる小さい魚が予め書いてあり、それを助けるための何かを考えて書き込む
- これはなんでしょう:変な図形が予め書いてあり、その図形が何を表しているのかを想像してそこに何かを書き込む
こんなのが次から次へとたっぷり出てきます。面白いもので、真っ白な紙を渡されて「さあ自由に描きなさい」と言われるよりも、この方が発想が拡がりますね。俳句なんかもそうだけど、何か制約が課されることは決して想像力を狭めるように働くわけじゃなくて、むしろ呼び水のようになるんですね。
知育絵本のようでもありますが、とにかく自由にやらせて楽しんだ方がいいと思います。色鉛筆やクレヨンを使ってもいいでしょうし、何か切り貼りをしてもいいでしょう。
我が家ではいつも私とこどもで一緒に楽しみます。私が書く時は必ずこどもが思いつかないようなものを書きます。そうして笑わせたり、ビックリさせたり、呆れさせたりすることを目指します(笑) 私もこどもも楽しいし、それがこどもにいい刺激になると思うから。
小さい子でもある程度楽しめるとは思うけど
対象年齢は3歳位でもある程度楽しめるかも知れません。ただ文字を書いたり数を数えたりするお題もあるし、お題そのものを理解できるかどうかという点もある(例えば上記の噴火とか)し、またある程度の知識や経験を下地に持っている方がより発想が広がってこの本を楽しめるのじゃないかなと思って5歳からとしました。
本の帯には「世界17カ国でロングセラー!」と書いてあります。
すごくいい本ですけど若干気になるのは、値段が高いこと。それと見開き2ページに渡るお題はページとページの境目付近が書き込みにくいこと。それ以外はとても素晴らしい本だと思います。ボリューム満点ですから結構長く楽しめますしね。
この本のエッセンスをいただいて、お父さんお母さんが自分でお題を考えてこどもと遊ぶこともできますよね。
本書には次作もあるんですよ。本書だけでもだいぶボリュームがあるけど、ハマりすぎて全部遊び尽くしたというお子さんにはこちらもあります。
他にも類書があるので、『らくがき 五味 太郎』で検索してみてください。
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