著 山口真
発行 ナツメ社
初版 2010/2/9
対象年齢 6歳から
文字の量 やや多め
ページ数 143
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
折り紙や工作が大好きな女の子の向けの本です。

5つの章からなります。

  1. つかってかわいいステーショナリー

  2. おしゃれなアクセサリーとバッグ

  3. きれいにかざってきせつのおもてなし

  4. あげて、もらって、うれしいギフト

  5. みんなでたのしくレッツ!パーティ


見てわかる通り、とっても実用的な作品が多いのが特徴です。ファンシーな小物を作って楽しめます。全部で91点も紹介されています。

 

感想
今までご紹介した折り紙の本の中ではちょっとレベルが高めです。紙の大きさが指定されていてその大きさに紙を切る必要があったり、複数の紙を組み合わせて使うものも多いです。対象年齢6歳からにしましたが、6歳で全部一人でできる子はちょっといないんじゃないかなと思います。簡単なものは作り方が1ページに収まっていますが、難しいものは4ページに渡る作品もありました。対象を10歳位にしてもいいかなと思いましたが、好きな子は親御さんに聞きながら頑張って遊べるかもと思って一応6歳としました。

バッグなんて折り紙でできるか?と思われた方もおられるでしょうが、バッグの場合は50cm四方の紙を使います。きれいな包装紙でもいいでしょうね。小さいものを作る時は小さい紙を使うこともあります。

一部にのりやテープで貼り付けることもあります。

もうちょっと具体的に作品をご紹介してみましょうか…ハートのしおり、クローバーのブローチ、ポケットティッシュケース、くまの入れ物、ミニタンス、おひなさま、ポップアップメッセージカード、ショートケーキ型の小物いれ、爪楊枝の飾り、箸入れ等々。ウチもそうでしたが折り紙や工作が好きなかわいいもの好きの女の子はハマりそうです。

ある日の夕食。いつもそのままテーブルに置かれている箸が、今晩はかわいい紙の入れ物に入っています。なんだろうと思ったら娘の作品でした。