対象年齢 5歳から
プレイ人数 1~4人
1ゲームに要する時間 5~15分位

『頭のよくなるゲーム』というキャッチフレーズがついているように論理的な思考を必要とするゲームです。大人でも十分楽しめます。数学博士で大道芸人のピーター・フランクルさんも開発に参加しており、教材として採用している小学校や塾もあるそうです。

白黒それぞれ数字の0~11までが書いてある合計24枚のカードを使います。参加メンバーそれぞれに4枚づつカードを配り、各々が他のメンバーに見えないように左から数字の小さい順にカードを伏せた状態で並べておきます。残りは山のカードとします。メンバーは順番に山のカードを一枚とり、それを誰か他のメンバーのカードの前におき、そのカードがどの数字かを当てていきます。当てられたカードは数字が見えるように裏返さなければいけません。もしハズれればその人は山からとったカードを自分のカードの中に入れて数字が見えるようにしておきます。最初の内は当てずっぽうでやるしかありませんが、見えるカードが増えるに従いヒントが増えていきます。全部のカードが当てられたらその人は負けになり、最後まで残った人が勝ちとなります。ポイントのついたチップも付属されているので、それを使えば何度もゲームを繰り返して長期的にポイントの多い人が勝ちというやり方もできます。

やってみるとわかりますが、非常に奥が深いです、考え出すとどんな事もヒントになります。頭を使えば使うほど勝つ可能性が高まります。論理的な考え方が身につくというのは確かにあると思います。またそのヒントの数々を保持しておく記憶力も養うことになるかも知れません。ですが逆に考えると小さい子は大人とやるとなかなか勝てないわけです。そこで私は最初の頃ハンデをつけました。私のカードの内2枚を選んでもらい、そのカードは最初から数字が見えるようにしてからゲームをスタートしました。そのやり方だと勝ったり負けたりでしたね。今は段々こどもも推理の引き出しを増やしてきて、最初からあけるカードを無しにしても私が負けることがあるようになってきました。私が勘違いをするように仕向けて来るなど、お前どこでそんな事覚えてきたんだ(笑)と思うような心理作戦を使ったり、子どもの成長が見えてくる面もあって微笑ましかったです。

0~11の数字がわかりさえすればこのゲームを楽しむ事ができますので、5歳未満でもできる子はできますよ。