この作家さんの絵本は間違いないなぁと私が感じている方をご紹介します。名前部分をクリックすると作品のリストが見られます。

林明子


大抵小さな女の子が主人公です。仕草がその時々の心情の機微を伝えてきて、なんかこういじらしくておじさんの心を鷲掴みにされてしまいます。(私は変態や悪いおじさんではありませんので念のため。笑)絵でここまで表現できるものなんだなぁと驚かされました。日常生活の一コマを描いている事が多く、読者のこどもも感情移入しやすいと思います。

小出保子


こどもで小出保子さんの絵本が好きでない子はそうそういないんじゃないでしょうか。かわいい動物はいっぱい出てくるし、ほのぼのした感じや家庭の暖かさみたいなものが織り込まれているし、ストーリーがしっかりしてるし、こども向け絵本の王道を行ってる気がします。動物たちの表情や仕草がこどもらしく可愛いのです。大人も夢中になっちゃうかも。

古田足日


こどもの心情や考え方がとてもよくわかっている作家さんです。古田足日さんの作品に出てくるこども達はまさにこどもらしくイキイキしています。こどもが読めば自分達の事が書いてあって夢中になるし、大人が読めばウルウルきます。文章量が多めの作品が多いので、読み聞かせにある程度慣れてきたら読んであげてください。

西村敏雄


西村敏雄さんの作品の魅力はまず絵です。油彩で作り上げた独特のほのぼの感はホントにすごい。お話もシンプルなようで実は細かいところまで練られていて、子どもの心をつかみます。動物が沢山出てくる作品が多いのも嬉しいところです。そして常に友愛とユーモアの精神が行き渡った世界観がベースになっており、安心して子どもに見せられる作品ばかりです。